平成19年、久美子、ブルーベリー栽培に取り組み始める。

平成19年、久美子、ブルーベリー栽培に取り組み始める。

久美子が無農薬ブルーベリーづくりに本格的に取り組む決意をします。農業経験ゼロからのスタート、しかも無農薬。思いもよらない雑草との戦いがその始まりでした。

 

ブルーベリーへの本格的な取り組みは2007年、2006年の大雪でブルーベリーの防鳥ネットが倒れ、雑草も伸び放題のジャングルのように荒れて放置されていた畑をもったいないからと京都の叔母と久美子で剪定したのが始まりです。市太郎、久美子の二人目の子、長男の小学校入学の年です。

 

久美子は2005年、家族でオレゴンのブルーベリー農家を訪ねた時食べたブルーベリーの味が忘れられず、あの味をもう一度再現したい、ブルーベリーの美味しさをみんなにわかってもらいたいと思い、しっかりと育てるプロの道を決意しました。

 

久美子は結婚するまで東京でОLをしていたまったくの非農家育ちです。しかし、農業のイロハも分からずに決めていたことがあります。やるなら、摘みながらそのまま口に入れても安心、安全な無農薬でやりたい。農薬、除草剤を使わないブルーベリー栽培の始まりです。

 

トラクターの免許も取得しました、また徐々に除草機も使うようになりますが、最初はすべて手作業での草刈りの日々です。収穫時期だけに目が行きがちですが、実は草刈と剪定作業に冬も夏も一年通じて追われるのがブルーベリー栽培でした。

 

早生や遅生、品種それぞれの特性に合わせて、育て上げたブルーベリーの実を収穫する時、疲れもピークながら至福の時であります。甘味、酸味もいろいろに多様なおいしさ。口にしたお客様の笑顔、わざわざお声をかけてくださる方々に、日ごろの汗かき作業が報われるようにうれしくなります。

 

雪で倒壊した防鳥ネット

雪で倒壊した防鳥ネット

大雨で割れて出荷不可のブルーベリー

大雨で割れて出荷不可のブルーベリー

「レイクスファーム ヒストリー」に戻る